ボーイスカウトってな~に?


ボーイスカウト運動の始まり

 ベーデン- パウエル卿 ボーイスカウトは、健やかな子どもを育成する世界的な運動です。この運動は、1907 年イギリスのブラウンシー島で行われた小さなキャンプからスタートしました。かねてから少年たちの教育に大きな関心を持ち、このキャンプを主宰したイギリスの退役将軍ロバート・ベーデン- パウエル卿は、インドや南アフリカでの体験をもとにさまざまな野外教育を通じて、少年たちが男らしさを身につけ、将来社会に役立つ人間に成長することを願い、20 人の子どもたちとともに実験キャンプを行いました。
 このキャンプの体験をもとに、翌年「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちに自立心や、協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。これがボーイスカウト運動の始まりです。

 

子どもたちの年齢にあった育成を行うために

 ボーイスカウトの活動は、各年齢層に応じ5 つの部門により構成されています。
●小学校1年生の直前の1月〜 ビーバースカウト
●小学校3年生4月〜 カブスカウト
●小学校6年生4月〜 ボーイスカウト
●中学校3年生9月〜 ベンチャースカウト
● 18歳以上〜25歳  ローバースカウト

 

スカウト運動の目的

 スカウト運動の目的は、青少年が個人として、責任ある市民として、地域、国、国際社会の一員として自らの肉体的、知的、情緒的、社会的、精神的可能性を十分に達成できるように青少年の発達に貢献することである。(世界スカウト機構憲章、第1章、第1条、目的より)

 スカウト運動は、世界共通で上記の目的を目指しています。
また、『Creating a Better World(より良き社会を作る)』を世界共通の展望とし、スカウト教育法を通して健全な青少年の育成を行っています。

 

 

※ ボーイスカウト日本連盟は、文部科学省所管の公益法人です。

 

くわしくは、ボーイスカウト日本連盟(Scout Association of Japan)のHPをご覧ください。

 

▼テキスト(参考:カブブック)

他にもチャレンジ章等、年齢により使用するブックが異なります。隊と親との連携ツールのひとつ。

テキストは全国共通。引越ししても最寄りの団で継続して活動できます。